松沢成文神奈川県知事がブログサイトを開設していますが、すごいことになっています。いわゆる「炎上するブログ」の状態です。
きっかけは、ゲームソフトの有害図書類の指定をめぐるエントリーのようで、規制に反対する人からのコメントが集中しています。最近のエントリーで、ゲーム規制とはほとんど関係のないものにまで、無理矢理ゲームと絡めて非難のコメントが書き込まれています。
また、アダルトサイトからのTBスパムを削除したことで、削除の規準をめぐる議論が始まり、ここぞとばかりに感情的で醜悪なコメントが寄せられています。
しかしながら、徐々にまともなコメントも増えてきて、それは松沢知事の支持・不支持ということではなく、知事が身近なことで感じたことに対する感想や、県政に対する姿勢に関する生の声が読めるようになってきました。確実に、知事と有権者のコミュニケーションの場になりつつあるようです。いずれ、レベルの低いコメントは自然にマイナーなものになっていくのではないかと思います。
ブログの登場により、インターネットの可能性がまた変わりつつありますが、政治家は、ブログを開設すると、自らに不都合なコメントやトラックバックがとどくことを恐れ、多くの政治家は二の足を踏むと思います。しかし、政治活動にインターネットが利用されるようになって、政治が大きく変わってきたのと同じように、ブログが政治を大きく変える可能性を持っていることに、ほとんどの政治家が気づいていないのではないでしょうか。
自分を非難するコメントもそのまま掲載し、議論の場を提供している松沢知事の度量は流石だと感心します。
松沢知事が、ブログの可能性をどこまで考えているのかは知りませんが、たとえば、より専門的なサイトにトラックバックされ、神奈川県の政治課題に関する大きなデータベースの起点になっていくことが十分に考えられるわけで、ブログが議会とは違う議論の場として機能するなど、政策決定を左右する重要な地位を占める可能性があると考えます。
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