2005年10月17日
■ 私大に「破たん保険」
今朝の日経に「経営破たんした私立大学の学生を救済するため、文部科学省は十六日、「破たん保険制度」(仮称)を二○〇八年度にも創設する方向で検討に入った」という記事が掲載されていました。何かいかがわしくないでしょうか。
まず、生徒を保護する目的なら、学校間で単位を共有し、転校しやすい環境を整えれば良いことだと思います。卒業後になくなってしまう大学、後輩が入って来ない大学にいつまでも籍をおいておくより、転校先で過ごした方が学生のためではないでしょうか。。
そして、こんな互助制度を作る前に、各大学に財務状況を開示する義務を負わせるべきだと思います。受験生が進学先選択にそれを活かせるとは思いませんが、週刊誌で大学別の就職先ランキングが話題になるのと同様に、社会のチェック機能が働くようになると思います。そもそも、まじめな経営で健全な財務を維持している学校にとって、こんな保険金を払うメリットがあるのでしょうか。
さらに言うと、学生の保護をうたっていますが、教職員の保護を言及していないのがおかしいと思います。破たんが見えている大学で「学生のため?」転職も許されずに教鞭を振らなければならないのでしょうか。
私学補助など、様々な形で保護されながら、寄付金などのお金にまつわる汚い噂が絶えないこの「業界」。大学の経営者と文科省の利権を増やすだけではないでしょうか。
いかにも、みんなの不安が取り除かれ、ハッピーになれそうなお話ですが、このように考える私はあまのじゃくでしょうか。
投稿者 hajama : 2005年10月17日 08:59
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